国に年金システムがこれからも大丈夫か?と質問したら、こう答えがかえってきます。
「絶対に安心です」

牛乳が嫌いな人に好きかどうか質問したらこう答えがかえってきます。
「嫌いです」

では、レストランで帰り際のお客様に「どうでしたか?」と質問したら?
「おいしかったです」
と返事がかえってくるでしょう

わかるでしょうか?

レストランのお客様が「おいしくなかったです」と言い
わざわざ角をたてて帰る意味はあるでしょうか?
黙って次回来店しなければすむ話ですよね?

厳しいコメントをいって、シェフの機嫌を
そこなって何かメリットがあるでしょうか?

質問の仕方次第では、お客さんはワンパターンな回答をします。
それは質問の仕方が誘導しているともいえます。

つまり
あなたがリサーチのつもりでお客様の声をいろいろ聞きたいとき
予想通りの答えが返ってくるような質問をして
その答えを鵜呑みにしてないか?

ってことです。

じゃ、ワンパターンな答えにならないためにはどうしたらいいの?
ってことなんだけど

一番いいのは
「時間をとってもらってインタビューすること」

それは難しいなら
「アンケートの質問事項を具体的にすること」

そしてフリーコメント欄を設ける場合は
そこに書き方の具体例などを書き、
コメントが出やすくする工夫も有効です

手間かもしれませんが、手間をかけないと
お客様から本音の声を引き出すのは難しいです

うわべだけの質問をして
その答えで納得するようなことだけは避けてくださいね

ではまた!
今日もすべてのことに感謝して
よい一日を(^^;;